なでしこジャパンの待遇、男子との差に疑問

京のはんこ屋さん

2011年07月22日 05:27

選手らのほとんどは低収入で、生活が苦しい選手も多くいると記している。実際2人の選手は福島第一原発で、またほかの選手は食品雑貨店などで、日中、一般的企業の女子社員や店員として働き、夜間にサッカー練習をするという、決して恵まれているとはいえない境遇だと伝えている。
  日本ではプロの男子サッカー選手は多額の給料を儲け、高級車に乗り、専用シェフをツアーに同行させるらしいが、なでしこジャパンの選手らは、決勝戦後もフランクフルトからエコノミークラスで帰国したと記している。
  最もひどいのは、日本サッカー協会はW杯に優勝しても、なでしこの各選手に現行規定のW杯優勝ボーナス150万円に若干改定増額して支給するのみだが、通常男子日本代表の場合、W杯で優勝すると1人5000万円が支給される。一体この差は何だろうと思います。サッカーでワールドカップを手にすることは、全世界のサッカーを愛する人たちの夢だと思います。この偉業を成し遂げた「なでしこジャパン」の選手の待遇に愕然といたしました。今回マスコミがとりあげなければ、知らなかった現状です。Jリーグは、すべての選手が年俸を貰いプロ契約して、専用の練習場もありサッカーに打ち込める環境です。試合の入場料も決してプロ野球に引けを取りません。それに比べて、女子の試合はほとんどが無料という信じられない現状です。興業収入がない分、選手は無給あるいは、部費を払ってサッカーをされております。高校のクラブでも、もっとましな環境です。これでは、次世代の選手が夢を持ってサッカーができません。もっともっと偉大な選手たちに国や日本サッカー協会が待遇の改善を図らないとサッカー王国日本女子になれないと思います。せめて、選手の皆さんにサッカーに打ち込める環境を早く作ってほしいと願うばかりです。



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